データ通信量を節約する方法


fe4fb077417d744b1b5698d1a1570193_sMVNOの料金プランは、高速通信のデータ容量ごとに価格が決められているのがほとんどです。
ムダな高速通信をできるだけ減らせば、少ないデータ容量のより安いプランに変更することができます。

 


家では無線LANを使うことが一番大切

現在、あなたの家はWi-Fi(無線LAN)が使える環境でしょうか。
データ容量に余裕がある大手キャリアのスマホなら、家でLTEを使って高速データ通信の容量をある程度消費しても、それほど問題はありません。
ですが、格安SIMを使うなら、家ではWi-Fiを使えるようにして、モバイルデータ通信を使わないようにした方がむしろお得になります。スマホやタブレットを使って家で動画をよく見るような人なら、必須とも言えるでしょう。

自宅にインターネットが引かれている前提となりますが、家でWi-Fiが使えるようにするには、Wi-Fiルーターと呼ばれる無線LAN親機を用意して、家のインターネット接続機器につなぎ、簡単な設定をするだけでOKです。
BaffaloやNECが人気メーカーで、安いものだと2,000円〜3,000円程度で購入できます。

NEC 無線LANルータ WF800HP

NEC 無線LANルータ WF800HP
価格:3,758円(税込)

毎月の高速通信容量を2GB抑えることができれば、どの格安SIMでも200円~600円安いプランで済むようになります。年間だと2,400円〜7,200円も節約できるわけですから、Wi-Fiルーターを買った分まですぐに元が取れる計算です。

 

意外と忘れがちなアプリの自動更新設定

多くのスマホユーザーにとって、データ使用量が一番大きいのはネットでもメールでもありません。
それは、スマートフォンに入っているアプリの更新(アップデート)です。

1つのアプリの更新が10MBを超えることも多いですし、月に何度もアップデートされるアプリもあります。
多くのアプリを入れている人は、アプリ更新だけで月に1GB以上通信することも珍しくないのです。

そこで大切なのが、スマートフォンの「アプリ自動更新設定をOFFにする」ということです。
自動更新をONにしていると、外出先でいつでも更新してしまうため、高速通信の容量を浪費してしまいます。
アプリの更新は一刻を争うものではないですし、自動更新をOFFにして家のWi-Fi環境で更新するようにすれば、高速通信の容量は大幅に節約できます。

大手キャリアのスマホを使っている人は、意外と自動更新設定を気にしていない人も多いので、一度設定を確認してみてください。

 

街のWiFiスポットも活用を

外出先で動画閲覧など大容量のデータ通信をよくする人は、街の無料Wi-Fiスポットを積極的に活用するのがおすすめです。
使いやすいところでは、スターバックスは無料会員登録で無線LANが使えますし、セブンイレブングループの無料Wi-Fiはファミレスのデニーズでも利用可能です。

有料サービスなら「Wi2 300(月額362円)」が低価格でおすすめ。マクドナルドやルノワール、各コンビニのほか、駅や空港でもWi-Fiが利用できます。

NifMoやBIGLOBEなど、公衆無線LANサービスが無料で付いてくる格安SIMもあるので、Wi-Fiスポットを使いたい人は検討してみてください。

通話料金は電話アプリで節約