トーンモバイルは、前身のフリービットモバイル時代からスタートさせたスマートフォンサービスが3周年を迎えたことを受け都内で説明会を行いました。さらなる機能とサービス拡充を発表しています。
10分かけ放題オプションがスタート!
今回のアップデートでは新しい機能とサービス投入に注力。ユーザーから最も要望が強かったのが通話かけ放題サービスであったとして、「IP 電話かけ放題オプション」サービスが開始されます。IP電話ではありますが、固定電話、携帯電話への国内通話が、1回10分まで、回数制限なく月額700円で利用可能に。もちろん、TONE間や提携する他社の050サービスへの通話は従来通り制限なく使用することができます。
TONEならではの機能として、このかけ放題サービスでは、通話時間が10分を超過する前の9分30秒時点で、IP電話アプリから通知音を鳴らすように設定できます。10分超えて通話を続けると1分ごとに21円の通話料が発生するため、非常に利用者に優しいサービスです。
このサービスは12月1日より申込み受付を開始し、2017年4月までに申し込むことで2017年12月まで月額500円で利用できるとのこと。なお、このかけ放題オプションはm15のみの対応です。
また、電話帳に登録されていない連絡先や、非通知着信を拒否する着信拒否設定も追加。この機能に関しては、他機種でも利用できるとのことです。
Webフィルタリングも充実化
TONEの魅力の一つには、保護者が安心して子供にスマホを持たせられるよう、フィルタリングやペアレントコントロールが充実していることがあります。今回のアップデートでha
、さらに安心して使えるよう、独自の「あんしんインターネット」機能の追加を発表しました。
これまで、閲覧に関しては「ホワイトリスト」として、指定したサイトだけを見られるようにしていましたが、逐一登録が必要なため大きな手間がありました。そこで独自開発のブラウザを搭載し、「あんしんインターネット機能」に申し込むことで、各年代に合わせ閲覧可能なサイトを種別ごとに設定できるようになりました。
禁止サイトに子供がスマホでアクセスしようとすると、画面には「ブロックされました」という表示がされます。何かしらの理由でどうしても閲覧が必要な場合は、「許可をもらう」をタップすることで、保護者のスマホ・PCに表示される管理画面から、「許可」「不許可」の判断を実施し、閲覧可否を設定することができます。
いつまでもダメ、ダメ、では子供のITリテラシーは育ちませんので、教育上も適当なサービスだと思います。
閲覧履歴の確認の際にも、具体的なサイト名ではなく、Webサイトのジャンル・カテゴリを表示することで対応することで、子どものプライバシーを守りつつも、子供のアクセス状況を把握できます。
TONEの戦略としておそらく中高生にスマホを持たせる親をターゲット層としていると思いますが、なかなか良いところを付いてくるサービスです。
あんしんインターネットオプションは、TONE2台以上で契約しTONEファミリーにも加入している場合は無料で利用が可能。子供のみがTONE利用の場合は、来年12月31日までは無料、それ以降は月額100円の利用料金がかかります。