So-net PLAY SIMが音声通話対応プランを提供開始


so-netソニーの子会社ソネット株式会社は、ドコモ回線にて提供するLTEモバイル通信MNVOサービス「PLAY SIM」で、音声通話対応プランを提供開始しました。

 

旅行好きや出張族には不向き?

今回提供開始されたのは「2G/month(V)」「6G/month(V)」の2プランです。
「2G/month(V)」は、月額基本料金1,480円で、月間2GBまで通話・通信が可能なプランです。同様に「6G/month(V)」は、月額基本料金2,380円で、月間6GBまで通話・通信が可能なプランです。
いずれも最大通信速度は下り225Mbps/上り50Mbpsで、最低利用期間は12か月間です。容量を使い切るなど制限後の速度は200kbpsとなります。

提供するSIMサイズはmicro SIM、nano SIMの2種類で、通話料は20円/30秒。SMS、留守番電話・キャッチフォンなどの音声オプションも提供されます。
一般的な音声通話対の格安SIMと、金額、サービスは同等程度と言えます。
もちろんモバイルナンバーポータビリティ(MNP)にも対応しています。

気になるのは短期間に大容量の通信を行った場合の制限です。
2GBプランでは、240MB/3日、6GBプランでは720MB/3日の制限の通信容量を超えると速度制限が行われる可能性があります。
他MVNOに比べ厳しい条件のように思えますので、旅行、出張時には気を付ける必要があるでしょう。

 

SONYブランドが好きなら!

PLAY SIM公式サイトでは、j1c格安SIM専用のXPERIA「J1 Compact」とセット販売が行われています。
J1 Compactは、ドコモ向けに提供された「Xperia A2 SO-04F」のマイナーチェンジ版です。
SO-04Fは、執筆現在、オークションなどでは新品未使用3万円強から購入できますので、正直なところ割高感はあります。
また、おサイフケータイ機能は両機種とも備えていますが、J1 CompactではモバイルSuicaが使えないというレビューも見受けられます。

そんなJ1 Compactにもメリットはあります。まずはNTT DoCoMoのロゴがどこにもないこと。
気にしない人は気にしないでしょうが、このロゴを嫌がって飛散防止フィルムをはがす人が常に一定数いることを考えるとメリットといえると思います。
しかも回線までSONYブランドなわけで、好きな人にはたまらないでしょう。

また月\500(税抜)の保証料と、交換時の費用¥5,000(税抜)で落下破損、水濡れ等に対応してくれる『あんしん保証サービス』が魅力です。SIMフリー端末購入時は3大キャリアのように手厚いサポートを望めないため、よく破損、水没させてしまう人には良いと思います。

 


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