ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、「So-net」のブランドネームを利用しサービス提供をしていた「PLAY SIM」、「LTE SIM+」などの格安SIMサービスについて、10月1日より名称を「nuroモバイル」とし、サービス内容についてもリニューアルしました。
So-netからnuroモバイルへ
So-netが提供していた「PLAY SIM」、「LTE SIM+」などは、一部内容の重複もあり、違いが分かり辛くなっていました。今回のリニューアルで、料金体系や繰越し機能など、サービス全体の見直しを行い、シンプルにすることが目的のようです。趣旨は非常によくわかるのですが、プロバイダ事業から引き継いできた「So-net」ブランドを廃することは大きな決断といえます。
大きな特徴として、1GB増量ごとに+200円という分かりやすい料金体系が挙げられます。通信容量は、2GBから10GBまで1GB刻みで自由に選ぶことができます。料金表は下記の通り。
通信容量 | データ通信のみ | 音声通話付き |
2GB | 700円 | 1,400円 |
3GB | 900円 | 1,600円 |
4GB | 1,100円 | 1,800円 |
5GB | 1,300円 | 2,000円 |
6GB | 1,500円 | 2,200円 |
7GB | 1,700円 | 2,400円 |
8GB | 1,900円 | 2,600円 |
9GB | 2,100円 | 2,800円 |
10GB | 2,300円 | 3,000円 |
プランの変更は毎月することができ、余った通信料は次月に繰り越すことが可能。このあたりは最近のトレンドを抑えています。また、契約月のデータ通信容量を使い切った場合は200kbpsに通信速度が制限されますが、「100MB 500円」「500MB 2,100円」「1GB 3,800円」の追加データ通信容量を購入することで解除が可能です。
0 SIMはサービス継続!
なお、基本使用料が0円から利用できる「0 SIM」は、格安過ぎたせいか「末尾0の日のみ申し込み可能」という申し込み制限をかけており、今回のブランド変更で廃止が懸念されていましたが、nuroモバイル公式サイトにもきちんと「0 SIM」のページが存在しますので、当面は問題なく利用できるでしょう。
しかしながら、本当に全利用者が「0円維持」をしていた場合、当然サービスは立ち行かなくなってしまいます。人気サービスが末永く利用できるように、慈愛ある運用をお願いしたいところです。