ニフティ「NifMo」も当日MNPに対応へ


nifmoニフティは、10月1日から、同社の提供するMVNOサービス「NifMo」で「ネットでナンバーポータビリティ」を提供開始します。

 

 

 

当日中にMNP完了!

 本サービスは、利用者自身が回線切り替えを申請することで、音声通話不可期間を短縮するもので、先日ご紹介したIIJ(インターネットイニシアティブ)の「おうちでナンバーポータビリティー」と同等のサービスです。
回線切り替え申請は電話窓口、Webサイトで受け付けているため、申請当日に、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)が完了し、音声通話・データ通信が行えるようになります。
対象は10月1日以降にSIMカードを作成したユーザーで、SIMカードは10月2日移行順次発送されます。

申し込みの流れとしては、NifMoサイトからSIMカードを申し込み→自宅にSIMが届くので、携帯に刺し込む→自分の好きなタイミングでNifMoへ連絡→数時間後に開通、という流れです。
もちろん、事前準備として転出元でのMNP転出作業が完了していることが必要ですが、NifMoサイトには各キャリアのMNP受付連絡先までしっかり記載する徹底ぶりです。初心者には取っ付きやすいでしょう。

端末販売も充実しつつあるNifMOを再評価

NifMOというと、楽天やDMMといった勢いのあるMVNO事業者に押されている印象を受けていましたが、今回の取り組みはそれなりに早い段階でのもので評価できると思います。

また、NifMoでは、他社同様端末の割賦販売を行っており、台湾ASUSの「ZenFone 2 Laser」、中国HUAWEIの「P8Lite」など、通好みする最新SIMフリー端末を取り扱っています。
こうした端末販売は、ただの分割であって、金利すら付かないものの割引がないのがMVNO界では普通ですが、NifMOでは「機器セット割り」が存在します。
これは、機器セット割の適用期間中、最大24カ月間、ご利用中の NifMo データ通信プラン料を上限として200円(税抜)を自動的に割り引きするもの。
割引額ほど3大キャリアには敵いませんが、月額料金の差を考えると十分すぎるほどの割引と言えるのではないでしょうか。

端末故障についても、月額380円で水没、破損、故障、落下に対応する「NifMo あんしん保証」を設けており、SIMフリー端末につきものの端末保障という問題をクリアしています。(サービス利用時には1回目5,000円、2回目10,000円の交換代金が必要。3回目以降は定価)
ニーズを捉えたサービス拡充を行っているNifMOはMVNO界の台風の目になるかもしれません。


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