MVNOサービス「もしもシークス」を展開するエックスモバイルは、3月末、サービス内容の更新を発表しました。
もしもシークスギガ放題は25GB使い放題!
もしもシークスは、2015年夏季という非常に早い段階から、通話定額に取り組んでいた格安SIM事業者。大手ではありませんが、知る人ぞ知るブランドです。
今回、同社が提供するのは新オプションサービス「もしもシークスギガ放題」。月額3,600円で、データ通信が月間25GBまで利用できます。また、3日間の通信制限は実施されません。音声SIMとデータSIMのどちらでも契約可能です。
大容量プランは、DMMやイオンなど、大手事業者が続々と参入しているものの、極端なヘビーユーザーを呼び込むことにも繋がるため、中堅事業者では後ろ向きなケースが多かったのですが、勇気ある取り組みと言えるのではないでしょうか。
前述の通り、もしもシークスはかけ放題サービスを早くから提供しており、月額850円で5分以内の国内通話がかけ放題となる「かけ放題ライト」、月額1,800円で国内通話がかけ放題となる「かけ放題フル」が提供されています。
ギガ放題と、かけ放題フルを組み合わせることで、月額6,380円での「ほぼ携帯使い放題」が実現できます。利用頻度の高い学生や、個人事業主の方には朗報となるかもしれません。
SIMフリー版iPhone SEも販売開始!
今回のサービス更新に合わせ、セットで購入きるスマートフォンやケータイも追加されます。ハローキティをデザインした「Hello Kitty FIGURINE KT-01」や、シャープの折りたたみガラホ「SH-N01」を取り扱いますが、驚きはiPhone SEの取り扱いです。
これまでも、もしもシークスは、
試験的に「iPhone SE」を販売していましたが、今回新たに追加された32GBと128GBのモデルの販売を開始します。価格はAppleのSIMロックフリー版と同じで、32GBが44,800円、128GBが55,800円。Appleから調達したものではなく、エックスモバイルが「独自のルートで調達したアウトレット品」とのことで、おそらく台湾等のルートから入手したものと思われます。SIMロックは掛かっておらず、製品内容もほぼ同一と考えられますが、Apple Careは加入できないようですので注意が必要です。
他にも、HUAWEIの「P9 lite」、富士通「arrows M03」、FREETEL「Priori 4」Alcatel「PIXI 4」などが販売されます。
格安SIMはテレビ放送も増え、珍しい存在では無くなりつつあります。人と同じ格安SIMは嫌、という方は、もしもシークスを検討してみてはいかがでしょうか。