富士通からドコモ・au両対応のスマホが登場!


fujitsu富士通株式会社は、MVNO各社に向け、新たなSIMフリースマホ「arrows M02」を、10月下旬に提供開始すると発表しました。

 

 

 

ドコモF-01Hがベース

今回提供される「arrows M02」は、fujitsu-arrows-m02-released先日行われたドコモ発表会で登場したばかりの「arrows FIT F-01H」をベースにしたモデルです。
同機に搭載の「スマート指紋センサー」こそ非搭載ながらも、米軍調達企画「MIL規格」に準拠した防水・防塵、耐衝撃性能はそのまま搭載されています。また、富士通が独自で提供する、人間の目線で機能が変更され使い勝手が向上する「ヒューマンセントリックエンジン」や、「おサイフケータイ」機能も同様に備えています。

カメラ性能は810万画素、CPUはミドルレンジ向けのsnapdragon410と、最新機種と比較した場合やや抑え気味となっていますが、実売価格は3万円半ばとなりそうで、ヘビーユーザーでない限りはコスパの良い端末となりそうです。
ドコモのF-01Hも機種変更者に最も大きな割引を起こすなど、富士通のシェア取り戦略も透けて見えます。

冒頭のとおり、10月下旬以降からMVNO各社から提供される予定となっており、「mineo」を提供する株式会社ケイ・オプティコムと、「NifMo」を提供するニフティ株式会社から販売されると発表されています。

 

au系MVNOでも使える!

通常、ドコモ・ソフトバンクと、auでは、使用する回線方式が異なるため、端末に互換性はないことがほとんどでしたが、このarrows M02は、auが提供する周波数帯にも対応しているため、au系のMVNOでも利用できます。mineoでは「マルチキャリア対応端末」として、ドコモSIM、au SIM、どちらでも契約が可能であることを明かしており、さらに、mineo限定カラーも発売されるようです。

ミドルレンジのSIMフリースマホといえば、台湾、中国など海外メーカーの独壇場でしたが、富士通、シャープなど国内有力メーカーも次々と販売に乗り出してきています。国内でのスマホ販売から撤退を余儀なくされた、NECやパナソニックの無念を晴らすためにも、JAPANメーカーの実力を見せてほしいと考えています。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です