MVNOでも口座振替できる!


キャリアと比較して低価格なことがMVNOの魅力ですが、コスト削減のため、クレジットカードのみでの支払い受付という業者が多い傾向にあります。日本においてはクレジットカードに抵抗がある人も多く、これが原因で躊躇している方も多いようですが、最近では口座振替に対応したところも増えてきました。

 

NTT系、大手プロバイダ系が強い

トップシェアのNTTコミュニケーションズの「OCN モバイル ONE」、NTTぷらら「ぷららモバイル LTE」は、口座振替に対応しています。また、有名どころではビッグローブ「BIGLOBE LTE/3G データSIM」、So-net「So-net モバイル LTE」が対応しています。これらはいずれもプロバイダ事業を行っている企業で、口座振替を行うノウハウと人員が揃っていることがポイントでしょう。

その他の事業者では、インターリンク「インターリンク LTE SIM カード」、エヌディエス「Tikimo SIM いちねん契約」、レキオス「レキオスモバイル 格安SIM」などが口座振替可能なMVNO事業者です。これらは、B2Bのビジネスを行っている事業者や、アパートの付帯契約の一環等、より主事業に近いところでMVNO事業を行っている事業者です。

ビジネスにおいては、会社のクレジットカードにあたる「コーポーレートカード」を取得、管理することはなかなか大変ですので、特に企業向けのMVNOについては口座振替がこれからも促進しそうです。

 

癖もあり注意が必要

MVNOにおいては、口座振替の文化が成熟していないこともあり、口座振替、請求書発行に手数料が発生する、手続き完了後にSIMカードを発送するため即日使うことができないなどの不都合が発生するケースがあります。また、申し込みについては電話のみであったり、新規で音声プラン契約の場合はカード払いのみなど、各事業者により注意が必要な場合があるので、必ず各社サイトを確認してお申し込みください。

3大キャリア同様に、もっと手軽に口座振替ができるようになると、よりMVNOの普及が加速すると思いますので、各社より一層の努力を期待したいと考えております。


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