発売から1年が経過しても、未だ人気が高いのがiPhone SE。小型なため、女性にも扱いやすく、価格も御値ごろなため、年齢・性別を問わずニーズがあります。3月末より、ワイモバイルとUQモバイルが、このiPhone SEの販売を始めています。
2年以上契約ならお得!
iPhone SEは大手キャリアも取り扱っているものの、SIMフリー版の印象が強いです。理由はその値段なのですが、32GBで\44,800、128GBで\55,800というのが執筆現在の、アップルオンライン価格です。
両格安SIMで契約した場合の価格についてどれくらいの値引きがあるのでしょうか。
ワイモバイルで、iPhone SEを契約した場合、2年縛りの契約となります。端末の価格は32GBで\2,700/月、128GBで\3,240の24回払いで、支払総額は、32GBで\64,800、128GBで77,760と割高です。
しかし、ここから割引が入り、新規契約では32GBモデルで\1,620/月、128GBモデルで1,080/月安くなります。MNP、かつ128GBの場合は割引が増え\1,620/月安くなります。
ワイモバイル利用者が機種変更する場合は、割引額は少なく、いずれのモデルでも\1,080の割引となります。
最も安くなる32GB新規、MNP同の場合は\2,700×24-\1,620×24=\25,920、MNP128GBの場合は\3,240×24-\1,620×24=\38,880と、アップルのオンライン価格よりかなり安くなります。
UQモバイルでの取扱いは32GBモデルのみです。一括購入の場合、\50,500円とアップルよりも割高なので、あまりメリットはありません。しかし、指定スマホをUQモバイルで購入した場合の割引「マンスリー割」\1,100/月が2年間適用されますので、2年間利用した場合は\50,500-\1,100×24=¥24,100となり、実質支払額はワイモバイルよりも安くなります。
また、割賦販売「端末購入アシスト」を利用した場合は、24回割賦払いも可能です。支払総額は、一括で購入した場合と変わらないので、初期導入費用を抑えることができます。しかし、端末購入アシスト料金契約を解除した場合は、ご利用月数に応じて端末購入アシスト解除料が発生しますので、注意が必要です。
SIMフリーも含め良く検討しましょう
両者とも、2年以上の契約を前提とすれば、非常にお得です。しかし、上記のほかに当然月額の通信量もかかりますし、音声プラン前提となりますので、ガラケーとの2台持ちをしている人には向きません。契約期間の縛りが発生するため、よりお得な格安SIMが登場した場合も変更はし辛くなりますし、1年程度で新しいiPhoneがほしくなるというのも十分あり得る話かと思います。
両者とも格安SIM事業者ですから、大きな損をするということは考えづらいですが、本来、契約期間の縛りを受けづらいのも、格安SIMの売りです。契約時は、SIMフリーでの購入も含め、よく検討することをお勧めします。