光コラボを使って格安SIMをさらに格安に


header_hikari_logo昨年スタートした「光コラボレーション(光コラボ)」。ドコモ光のCMが大量オンエアされていますので、聞いたことがある方が多いでしょう。これは、NTT東日本・西日本が「フレッツ光」の回線をさまざまな企業に卸し、提供を受けた業者は独自ブランドの光回線サービスを展開できるようになったものです。大手キャリアが積極的なセット割引を打ち出す中、MVNO各社でも取り組みが始まっています。

 

お得なセット割引

光コラボとMVNOをどちらもサービス提供している事業者の多くは、セット割引を行っています。メジャーなところでは、NTTコミュニケーションズの「OCN 光モバイル割」が挙げられます。固定回線「OCN 光」と格安SIM「OCN モバイル ONE」をセットで使用した場合、SIMカードの月額料金が200円引きとなります。「OCN光」1契約に対し、SIMカード5枚分の回線が適用され、OCN モバイル ONEの回線数に応じて最大1,000円の割引が受けられます。しかし、プロバイダ契約のOCNでも、このモバイル割は同額適用されるため、少し寂しい感じがします。

IIJ も同じく、セット割引「mio割」を提供しています。固定回線「IIJ mioひかり」とSIMサービス「IIJ mio」をセットで使用した場合、併せて600円の割引が受けられます。016年1月31日までキャンペーンを行っており、SIMカードの契約数に応じて150円から最大750円の割引が24か月間追加されます。

その他では、DTIやTikiがセット割引を提供しています。

安易な乗り換えでトラブルも!注意が必要

光コラボの提供開始以来、固定回線に猛烈な勧誘電話が来ている方も多いのではないでしょうか。光コラボ自体はお得なものですが、ノーデメリットというわけではありません。
フレッツ光から各事業者の光コラボ回線に乗り換えることを「転用」と言いますが、当該回線契約を、別事業者の光コラボサービス、あるいはフレッツ光に再転用し元に戻すことは、執筆現在で不可となっています。

転用は一度のみ可能で、転用後に変更したい場合は、解約して新規で別の事業者やフレッツに再加入する必要があります。特に、ひかり電話を利用している場合、一度アナログ回線に変更を行わないといけなくなるため、同一の電話番号を使用できなくなる可能性があります。適切な事業者を選択するとともに、安易な乗り換えは慎むべきかと思います。


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