NTTレゾナント株式会社は12月8日、下期事業戦略発表会にて、同社の販売するSIMフリースマートフォン「gooのスマホ」第5弾として、「g05」を発表しました。希望小売価格49,800円のところ、これまで同様、概ね「型番×10,000円」の価格設定になっていますが、同社の展開するオンラインストア「NTT コムストア by goo Simseller」ではOCN モバイル ONEの音声対応SIMパッケージが付いた状態で、特別価格39,800円で予約を開始しています。
再び中国ZTE社のモデルに
gooのスマホブランドとしては、中国ZTE製の「g01」「g02」「g03」が販売されており、10月20日には初となる国産SIMフリースマホ「g04」(シャープ製)を発売したばかりでした。今回のg05は再びZTE製となっており、他の中国メーカースマホ同様、コストパフォーマンスの高いモデルになっています。
スペックとしては、CPUにSnapdragon 615(1.5GHz, 8コア)、ROM 32G/RAM 3GBを搭載しています。Xperia Z5などのハイエンドモデルには少し劣りますが、それ以外の最新型のキャリア製スマホに引けを取らない性能です。
液晶は5.0インチ IPS液晶で、1,920×1,080のフルHD画質となっており、傷の付きにくいゴリラガラスを採用しています。指紋認証や光彩認証も備えているようで、この価格帯としては驚異的なコスパといえるのではないでしょうか。
女性にも使ってほしいモデル!
2015年11月、同社がマクロミル社と共同で行った調査では、gooのスマホ契約者の8割近くが男性と、極めて男性比率が高いという結果があったそうです。同社は普及が見込めていない20代女性に着目し、女性ユーザは「色やデザイン」「自撮りに最適なカメラ性能・機能」「撮影した写真は端末に保存するから大容量の記憶容量」をスマホを選ぶ際重視しているという結果をふまえ、g05に反映したとのこと。
そのためか、アウトカメラ・インカメラともに1,300万画素と、自撮りでも高画質の撮影を楽しむこともできます。、アウトカメラにはレーザーオートフォーカスを採用。インカメラにもフラッシュを搭載しているので、夜間でも活躍できるでしょう。
また、ベゼル幅を2.25mmと極限まで狭めることで、幅67mmというサイズを実現しています。ボディの厚みも7.2mmで、重量も約140gに抑えているため、5インチ機にしては軽いと言えるでしょう。大型のスマホを嫌がる女性も多いですが、市場でどう受け入れられるかが楽しみです。