NTTレゾナントは20日、同社が販売するSIMフリースマートフォン「gooのスマホ」の第4弾としてシャープ製Android「g04」の予約受付を開始しました。価格は税別38,800円と、これまで同様、概ね「型番×10,000円」の価格設定になっています。
新型機はシャープ製!
これまで「gooのスマホ」は、中国ZTE製のものが採用されていましたが、今回はシャープ製となっています。シャープがMVNO事業者向けに提供している「AQUOS SH-M02」のgoo向けバージョンであり、「OCN モバイル ONE」のSIMパッケージがセットになった商品です。SIMカードの申し込みは、購入後ユーザーが自身で行う必要があります。
「g04」は、5インチサイズのAndroidスマートフォンで、狭額縁デザインの「EDGEST」や、おサイフケータイ、IPX5/7に準拠した防水性能を備えています。最近は珍しくなってきた赤外線通信機能も持っており、ガラケーからの乗り換えニーズを見越したものと思われます。
性能はあまり高くない…「g02」以下!?
主な仕様ですが、OSは他のgooスマホ同様Android 5.0(Lolipop)。CPUはMSnapdragon 400(クアッドコア、1.2GHz)。内蔵メモリは2GB。ストレージは16GB。外部ストレージはmicroSDHC(32GBまで)。背面には1,310万画素、前面には210万画素のカメラを内蔵。バッテリー容量は2,450mAhとなっています。g02のCPUは新型のSnapdragon 410だったため、単純なCPU性能ではg02以下というのが残念なところですが、日本メーカーであること、また日本国内で使用するのに便利なおサイフケータイ、防水機能にメリットを感じる場合はお勧めできる端末でしょう。
通信面では、LTE(B1/B3/B19/B21)、W-CDMA(B1/B6/B19)をサポートしています。そのほか、IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0、VoLTEに対応します。SIMの規格はnano SIM。カラーバリエーションは、gooRed、Whiteの2色。gooRedはg04の限定カラーのようです。
なお、AQUOS SH-M02をベースとした兄弟機として、セブンイレブンにて「エヴァスマホ」が78,000円で発売されます。ちょっと高いですが、アスカ、レイ、ミサトなど人気キャラクターの着ボイスが入っているなどファンにはたまらない商品。こちらは合計30,000台の限定と言うことですので、ご興味がある方は早めの予約をお勧めします。