プラスワン・マーケティング株式会社は、提供するMVNOサービス「FREETEL」にてスマホ購入時にユーザがこれまで使っていたスマホを買い取るサービスを開始しました。
ドコモのiPhoneはかなりの高価買取
今回開始したサービスは、FREETELで商品を購入した際、到着したパッケージを利用し、不要となったスマホを入れて返送するというものです。送料はFREETEL持ちとなっており、買取可能な機種も、SIMフリーを含めメーカー、キャリアを問いません。
実際に、発売後2年程度経過したいくつかの端末を調査してみました。下記図にまとめましたのでご確認ください。
FREETEL | キャリア下取り |
ヤフオク!の |
|
ドコモ |
\29,000 | \10,000 | \25,000 |
ドコモ |
\14,500 | \10,000 | \25,000 |
au |
\9,900 | \22,680 | \12.000 |
※状態は「美品」程度として比較。ドコモ、auは機種交換時のみ。
現在は、特にiPhoneの買取を強化しているとのことで、キャリアに下取りとして出すのはもちろん、オークション相場よりも高額なケースもあります。FREETELへ送ったスマホは到着後、端末の査定が行われ、最短3日で入金が行われるとのことで、すぐにお金が手元に来るのはいいですね。
また、査定時には専門スタッフが到着した端末のデータを完全に消去し、その後復元される心配もない状態にしてくれるため、万が一にもデータを消さずにスマホを送ったとしても心配はありません。とはいえ、最低限の初期化くらいはやっておくべきでしょう。
下取り端末はどこへ行く?
気になるのは、今回のサービスで買い取った端末は、どこに行くのかという点。日本の3大キャリアが提供するiPhoneは、国内でのみSIMロック状態であり、海外では普通に使用できるため、主にそうした国で中古販売されていると言われています。データ消去はきちんとしていると思いますが、少し怖いですね。また、Andorid端末は、外装をメーカーでリファビッシュして修理用・交換用端末とするケースが多いようです。
FREETELと言えば、独自端末の提供がウリでもありますので、下取りした端末は、同様に海外で販売するのではないかと考えられます。できれば、中古端末とのセット販売など、選択肢の広がるサービス提供をしてもらえると有り難いですね。