コヴィアは4インチのSIMフリースマートフォン「FLEAZ NEO」を12月上旬に発売します。Android 5.1搭載ながら、同社がYahoo!ショッピングにて予約販売している価格は税抜9,800と破格。新しい最廉価クラスのスマホとして注目されています。
用途が合えばお買い得!
FLEAZ NEOは、ネットワークをLTE非対応とするなど、機能を絞ることで低価格を実現しています。ディスプレイは4インチで2点タッチ式となっているため、マルチタッチが求められるゲームなどは動かない可能性があります。解像度もWVGA(800*480)と低いですが、液晶自体が小さいのであまりに気にならないのではないかと思います。ただ、この値段で視野角の広いIPS液晶を使用していることは評価できます。
プロセッサは1.3GHz駆動のクアッドコア、メモリ1GB、ストレージ8GBと格安スマホの一般的なところですが、AndroidのOSは5.1と新しめです。ストレージの容量が小さいので、ゲームやアプリを沢山入れたいような方には不向きです。ただし、microSDHCスロットは持っています。
カメラも、アウトカメラ500万画素、インカメラ200万画素と控えめ。とはいえこの値段ですので、割り切りも必要でしょう。
ネットワークでは3G(W-CDMA)の2100MHz帯(B1)と800MHz帯(B3)とGSMに対応。FOMA
プラスエリアに対応してるため、地方など、電波が心配なエリアでも安心して使用することができます。
モバイルルータ代わり、サブ機にいかが?
バッテリ容量は1700mAhで、4インチ端末にしてはやや大きめ。しかも最近減りつつあるバッテリー交換できるタイプです。格安スマホには珍しく、低電力なBluetoothテザリングにも対応しており、重量も120gと軽めなので、モバイルルータ代わりとしてもそこそこ使えると思います。
率直に言って、メイン機としてガンガン使うのはちょっと苦しいかもしれませんが、故障時のサブ機や、海外旅行用、子供用や、それらとモバイルルータ用途を兼務した形であれば面白い期待ではないかと思います。各種ショッピングサイトのポイントプログラムなどを活用すれば実質9,000程度で購入できるため、興味のある方は是非どうぞ。