ドコモのSIMロック解除が条件付きで即日対応へ


docomoSIMロック解除義務化に伴い、改悪されていたドコモのルールが一部緩和されました。

 

SIMロック解除実績があれば即日対応

2015年5月1日以降発表されたスマートフォンは、SIMロック解除が義務化されています。これに伴い、ドコモは、SIMロックの解除対応を従来の即日対応から、一律、購入から半年経過後に引き延ばしていました。
しかし、7日、新たに発表された新ルールでは、これを改め、緩和しています。

新ルールでは「ドコモ端末購入後、6ヵ月を経過しなければSIMロック解除に応じない」ということになっていました。しかし、新ルールでは、5月1日以降に発売された端末であっても、即日解除が可能になります。
ただし、注意したいのはこれまでに「SIMロック解除実績がある」人が対象であり、実績のない人はやはり半年経過を待たないと解除には応じてもらえません。

 

契約回線において、前回のSIMロック解除実績から6ヵ月以上経過 契約回線において、前回のSIMロック解除実績から6ヵ月以上経過していない
新規購入端末の即日解除に対応 前回のロック解除から6ヶ月経過時点で対応

今回の改正にいたった理由として、これまで海外出張などSIMロック解除を都度行う必要のあったユーザからの要望が大きかったためと発表されています。
そのためなのか、SIMロック解除実績がないユーザは、「購入から6ヶ月経たないとSIMロック解除はできない」という5月からスタートしたルールどおり変更がないということのようです。

海外ではWi-Fiが発達しているとはいえ、スマホでモバイル回線が使用できるということは非常に利便性を向上しますので、出張族や海外旅行好きの方にはうれしいニュースになったかもしれません。

上記のルールは7月13日より適用され、条件に当てはまる契約者であれば即日でのロック解除が可能です。もちろん、既に5月1日以降発売された機種購入している場合でも、上記条件が適用されます。
また、4月30日までに発売された機種を購入する場合は、購入当日にSIMロック解除を行うことができます。

 

iPhoneはいまだSIMロック解除できず

SIMロック解除の義務化が適用されるスマホは、5月以降に「発売開始されたモデル」という条件のため、人気のiPhone、iPadでは現状どのキャリアもSIMロック解除を行っておりません。噂されるiPhone6Sが本当に登場すれば、日本におけるSIMロック解除対象となるでしょう。
ドコモ回線を使用したMVNOが圧倒的に多い現状では、ドコモのiPhoneが圧倒的な人気になっています。
iPhoneのSIMフリー化が開始すれば、格安SIMの競争も活発化し、利便性もより向上することでしょう。期待しています。


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