SIMカード対応のSIMフリーノートパソコンが便利


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格安SIMを使ったタブレット・スマホや、モバイルルータの運用はもはや珍しいものではなくなりました。しかし、パソコンに直接SIMカードを搭載して使用している人は少なく、スマホのテザリングやモバイルルータで運用している人が多数です。しかし、パソコンの利用が多い場合は、直接SIMカードを利用できるパソコンのほうが便利です。

 

 


外勤者、出張族には超おすすめ!   

最大のメリットは、パソコン単体で完結できること。テザリングやモバイルルータを利用する場合、持ち運ぶものも増えるうえ、それぞれの充電管理もしなければいけません。ビジネスホテルなどでは電源が少ない場合も多いので、出張で利用している場合だとイライラすることもあるでしょう。SIMカード対応のパソコンなら、本体の充電さえしっかりしておけば良いということになります。
 
また、通信速度も、スマホやルータに比べて快適であるというレビューが良く見受けられます。パソコンは、筐体のサイズが大きい分、電波を受信するアンテナを長く・広くパソコン内に敷設できるため、受信感度が強くなる傾向があるようです。
 
以上を踏まえると、外出先でパソコンを使う頻度が高い人には大変お勧めできます。
 
しかし、もちろんデメリットもあります。スマホに比べ、パソコンは、一見すると動作していないように見えているソフトも、密かに更新処理を行っている場合があります。(バックグラウンド通信)ウィルス対策ソフトなどが顕著な例です。特に最新版のWindows10では、容量が大きくなりがちなWindowsの更新のタイミングを指定することができないため、気が付くと通信容量の上限に達してしまう可能性があります。「従量制課金接続」という設定があるため、これを利用すると、バックグラウンド通信は多少抑えられますが、油断は禁物です。

ノート型か、2in1か?

次に、筐体となるパソコンの選択ですが、利用用途に合わせ、下記2点から選択することになります。
 
まずは、クラムシェル型とも呼ばれる、tm_1512_vaios11_rv_01通常のノートパソコンです。タブレットとしては使用できませんが、堅牢性とサイズの薄さが特徴です。お勧めは、VAIO社のS11。約13万円という比較的リーズな価格ながら、Core iプロセッサを搭載。画面サイズは11.6と小型ながらもフルHD(1920×1080)と高解像度です。SONYから切り離されたブランドではありますが、So-netのモバイルSIMとのセット販売がされています。
 
次に、タブレット型に変形できる2in1タブレットです。これはやはり、Microsoft謹製のSurfaceがおすすめ。最新型のPro4は、SIMカードが搭載できませんが、併売されているSuface3はSIMカードが搭載可能です。CMでも多々ご覧になられているでしょうが、キックスタンドを開けばタブレットを自立させることができ、純正キーボードカバーを装着すれば、パソコンのようなスタイルで操作することも可能です。独自の充電端子を搭載したPro4と異なり、3はMicroUSBで充電できるのがおすすめ。残念ながら日本の周波数では、ソフトバンク系のSIMでしか快適に使えないため、ワイモバイルで契約するのが色々と安くすむでしょう。76f166c84ad8c4ec995b81c7e4b0fad1