キャリアで販売しているスマホのSIMカードを差し替えて、格安SIMで使うことはできるのか、わかりやすく解説します。
ドコモのスマホなら、ほとんどの格安SIMで使える
格安SIMを提供しているMVNO業者は、ほとんどがドコモの回線を利用しています。
そのため、ドコモのスマートフォンはiPhoneでもAndroidスマホでも、そのまま格安SIMで利用することができます。
そのまま使えるとはいえ、ドコモ独自のキャリアメール(@docomo.ne.jp)は使えなくなります。また、一昔前のほとんどの端末でテザリング機能が使えなくなります。最新型の白ロムであればテザリングは可能です。
auは少数ながら対応、ソフトバンクはデータ通信のみ
次にauとソフトバンクについてはどうでしょうか。
auの回線を使っているMVNOは、UQモバイルとmineo、IIJ mioの3社です。
そのためこの3社の格安SIMであれば、auのスマホがそのまま使えるということになります。
ソフトバンクについては日本通信、U-mobileの2社が代表的なMVNOです。ただし、現在のところデータ通信プランのみで、音声通話付きのプランはありません。音声通話を希望する場合は、ドコモ系・au系の端末を入手するか、SIMロックを解除する必要があります。