ケイ・オプティコムは、提供する格安SIMサービス「mineo」が、サービス開始から3周年を迎えるにあたり、新たなサービスの提供を発表しました。
初の長期利用特典制度!
具体的には、家族や友人などを紹介する際に、契約事務手数料が無料になる「エントリーコード」、もしくは端末の機種変更時に利用できる電子マネーがプレゼントされます。契約事務手数料は数千円とはいえ馬鹿になりませんので、うれしい試みです。
また、契約年数に応じて付与される「王国コイン」を使うことでデータ通信容量がもらえる「おみくじ」が引けたり、mineoのオリジナルグッズとの交換、リアルイベント「王国イベント」への参加権などがもらえる可能性があります。遊び心を感じます。
新サービスの2つめは大容量コースの新設です。これまでmineoでは大容量プランがありませんでしたが、新たに月額3,980円の「20GBコース」と、月額5,900円の「30GBコース」が提供されます。また「5GBコース」に関しても、料金据え置きで通信容量が1GB増量され、「6GBコース」と変更されます。申込者の多いボリュームゾーンに割安感を出すためと考えられます。
新サービスの3つめは「mineoスイッチタイマー」の導入。これは高速通信をオン・オフする「mineoスイッチ」を、時間に応じて自動的にオン・オフできるよう、タイマー機能を付けたものです。時間帯で用途・通信料が変わる方には嬉しいものでしょう。
その他サービスも充実
まず、手続き面での改善。ドコモプランの番号ポータビリティ手続きを60分から数分程度に高速化し、また、契約回線の名義変更をできるようにします。
ファミリー向けに「ジュニアパック」も提供開始されます。子供が安心して加入できるよう、フィルタリングやスマートフォンの使いすぎを防ぐ使用時間管理ソフト「スマモリ」など、11種類のアプリが月額200円で利用できます。
さらに、販売やサポート体制の強化が行われます。具体的には、新たにmineoの直営店舗で有料での初期設定サポートを提供するほか、6月に追加予定の4店舗を含む、全国105の店舗でSIMや端末の即日受け渡しにも対応するとのこと。格安SIMが一般化したとはいえ、まだ敷居が高いと感じる人も一定数いると考えられ、そうした層への訴求と言えます。
サービス開始時からユニークな取り組みで注目を集めたmineo。3年たってもそのイノベーション精神は失われていないようです。今後も期待が持てます。