ゲームに特化した格安SIM「LinksMate」登場


高機能化が進むスマートフォンは、今や最大のゲーム端末とも言えます。特にソーシャルゲームの勢いは未だに衰えを知りません。ついつい熱中して通信料が上限に達してしまう人も少なくないのではないでしょうか。そんな方にお勧めの格安SIMが登場しました。

 

ゲーマーには最適! 

今回、LogickLinks社がMVNOとして提供を開始するのは、格安SIMサービス「LinksMate」。サービスの提供開始は7月1日からということですが、すでにサービスの先行受付を開始しています。
 
LinksMateの最大の特徴は、月額500円で、対象の「ゲーム」「コンテンツ」「SNS」のデータ通信量がカウントされない、「カウントフリーオプション」です。ゲームアップデートなど、ゲームプレイ以外の部分はカウントされてしまいますが、概ね90%以上の通信量がカットできるとのこと。
 
サービス開始時からカウントフリーとなるゲームタイトルは「グランブルーファンタジー」「剣と魔法のログレス」や「Shadowverse」「刀剣乱舞 -ONLINE- Pocket」など、11タイトルになっています。また、これらのゲームのうちグランブルーファンタジーとShadowverseは、連携特典を用意しており、レアなキャラクターやカード、アイテムなどが配布されるとのこと。他のゲームについても、今後、何かしらの特典が発表される可能性もありそうで、ソーシャルゲームのヘビーユーザーには見逃せない内容です。
 
契約者は、カウントフリーの恩恵の他、毎月プランに応じたゲーム内アイテムをゲットできるほか、10GBプラン以上ではゲーム内アイテムと交換できる「スター」が配布されます。上記タイトルを遊んでいる、もしくはこれから遊んでみようというかたがLinksMate SIMに乗り換えるメリットは、かなり大きいのではないでしょうか。
 
なお、カウントフリーオプションを契約したからといって全ゲームがカウントフリーになるわけではないので、注意が必要です。連携できるゲームは5GBで1タイトル。10GBから30GBまでは3タイトルとなっております。
 
ゲーム以外のカウントフリー対象として、「AbemaTV」「Facebook」「Twitter」があります。AppStoreやGooglePlayでは、カウントフリー対象のゲームやコンテンツなどのダウンロードや、アップデート、決済にかかる通信量がノーカウントとなるそうです。既存の格安SIMですでに開始されているサービスとは言え、かなり広範囲でカウントフリーとなるため割安感があります。
 

もちろん音声通話もOK

ベースとなるSIMカードサービスは「データ通信+SMS」。4種類のプランが用意されています。
 
・5GBプラン  :1,500円
・10GBプラン:2,500円
・20GBプラン:4,200円
・30GBプラン:5,400円
 
使用する通信エリアはドコモ回線で、上記にプラスしてひと月あたり600円を支払えば、音声通話サービスにも対応します。SMSなしは選択できないようです。シェアプランも用意されており、ひとつの回線で最大5枚のSIMを持つことができます。
 
これまでにも、LINEモバイルなど、カウントフリーオプションサービスを導入していたMVNOはありましたが、いずれもSNSや音楽・動画ストリーミングサービスが対象であり、ゲームまでもがカウントフリーになるものは、せいぜい「Pokemon Go」くらいのものでした。LogickLinks社は、人気スマホゲーム「グランブルーファンタジー」などを手がけた春田康一氏が代表を務めるとのことで、まさに餅は餅屋の発送と言えそうです。対応するゲームやサービスを今後も増やしていくということで、新たな対象サービスが拡充されていくことに期待が持てます。

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